目次

1.今月のことば

2.公文式ってなに〜子どもに力をつけるこれ以上のツールはない!〜

3.孫育て進行形

4.英語暗唱大会の雑感

5.日本人に一番合った英語学習法とは?


今月のことば

賢人と愚人の別は、学ぶと学ばざるとによりて出来るものなり

読み方

けんじんとぐじんのべつは、まなぶとまなばざるとによりてできるものなり

意味

賢い人とそうでない人の差は、学ぶか学ばないかで決まる

勉強した人は知識がない人よりも重要な仕事をまかされます。それはその人自身のやりがいだけではなく、世の中の役に立つことにもつながるのです。
つまり勉強は自分のため、そして同時に世の中のためにするのだ、と福沢諭吉先生は言っています。
福沢諭吉「学問のすゝめ」より

公文式ってなに

〜子どもに力をつけるこれ以上のツールはない!〜

公文を学習する時の目的は 人によって様々 違うでしょう。
先ずは学校の成績をよくする為 であったり、ひいては、高校入試などに代表される人生の方向を左右させるテストに備えるためなど・・・・・・。

そうです、どの目的を掲げても避けて通れないもの、それは基礎学力の養成です。公文はよく大きな樹木に例えられます。
大きな樹木にするには、基礎部分(地下の根)がとても大切なのです。

全ての事に、基礎が必要なように(スポーツ、芸術に於いても)全ての教科には基礎、基本が有ってこそ上に高く伸びるのです。
公文には○○が無い(図形、文章題など)とよく言われますが、先ず根っこ(基礎)を十分に張らせ(学年を越え、上の進度へと進み)その上にいざ○○入試で求められる演習問題を沢山すればいいのです。基礎は1日や、1週間で身につくものではありません。コツコツと継続し練習をしたもののみに付く力です。

これから私立中学入試を迎える人は 先ずは塾で力を発揮するための準備として、又中学に入学した後学校生活に余裕を持つために、学年を越えて中学校で学習する基礎範囲(G,H,I教材相当)以上の基礎、基本を作りましょう。そうしないと折角入学した中学生活で置いてきぼりを食ってしまうのです。

そして、これから更に先、高校入試を迎える人は、高校入学後、多くの精鋭と共に学ぶためには高校での学習の 基本、基礎(J以降~)範囲を先取り学習できる力を手に入れる事を目標に、より教材の進度を高め、さらに高校教材終了への道を進めて行きましょう。そうして築いた力の上に、大学入試準備として、予備校や塾で、様々なテクニックを乗せれば、自分の描いた人生の青写真により近づく事が出来るでしょう。

“片目を今、そして片目を5年先に!”をいつも意識して!!・・・。それをキーワードにして『子どもに学力の財産を残しましょう』・・・・これが公文の願いです。

孫育て進行形

“先生、主人に平日、午後7:00以降個人懇談してもらいませんか?”突然の申し込みだった。“えっお父さんに?何の話をするの” 子育てをしていく上での心構えや きっと ぶつかるであろう公立私立中へのターニングポイントについて“”父母はどんな協力、考え方をしたらいいのか話してほしい“”ウーンそれなら金曜日の夜10:00からは?“そんなやり取りの内にお父さんとの、個人懇談の場を持った。

おりしも、教室だより10月号に書いた、「ユダヤ式教育法」や、この先「2020年から大変革する大学入試についての、事を考えると、母一人で 孤軍奮闘するのではなく、何らかの形で父も子育てに参加しておくことが大切なのでは、ないか?と ふと、思ったという背景が 私の中に、有ったのだ。又毎日毎日の公文、会社から疲れて帰宅した父にとって、母子の公文戦争は、かなりのストレスになるだろうし、ついには“やめてしまえ!”の一言で、退会した子も、いた。そのくせ、我が子が高校入試を迎えた時 “うちの子は。どのくらいの高校に行けるのか?” なんでそんな高校なのか?と母を責めるのも、父の言葉なのです。

要するに、夫婦共に子どもを見ているようで、実際は、父は外資を稼ぐのに没頭し(それが有るからこそ母は子育てに専念できるのですが) 母は子どもの”今“を近視眼的に見てしまうので、そんな時 夫婦一致した教育に対する軸がキチントしていれば、迷うことなく、前に進めるのではないかと常々思っていたのだ。

そのお父さん、話してみると、ご自身も公文経験者、又学生時代 公文のアルバイトもしていたという方、共感することが沢山有り さすが公文学習者 我が子との、公文との付き合いも上手だった。そんなお父さんが、この先 子どもを、どう、りードしていったらいいのか、自分たちの時代と高校入試、大学入試が大きく変わるというが、具体的にそこへ行くまで、何をしておいてやったらいいのか、又、いづれ直面するであろう中学の選択等 話はドンドン膨らんだ。そこまで、話し込むこと1.2時間 見回せば世の中に優秀児の本はあまたあるけど、そのほとんどは、母に向けた本であり、父の立ち回りについて、語っていない。又 父も書店で手にするのは、ビジネス書ばかり。そうだ! 父も子育ての中心軸について、夫婦一致させておけば、子育てが楽しくなるし、母の苦労も半減するのではないだろうか。

そう 考えた、私の中に お父さん向けの子育ての方向性や お父さんの役割など伝える会が有ったらいいのかな? という思いが湧いてきたのですが、皆さんはどう思われますか? 又 お考えをお知らせくださると幸いです。

英語暗唱大会の雑感

恒例の14回英語暗唱大会を10月15日(土)に実施しました。
これは希望者のみで出欠は自由ですが多くの子が参加してくれました。
会を終えてのスタッフの感想です。

大半の参加者は保護者の支えもあり、多少つっかえる子はいても発表出来るレべルに仕上げてきていて、ホッとしたあとに感動がこみ上げてきました。
【S・Sちゃん】
コツコツ派のパーフエクト娘と安心していたら1週間前のチエックではほぼ0%!(日々すごく忙しいらしいです)しかしさすがなもので しっかり覚えてSちゃんらしい発表にしてくれました。

幼児さんも皆堂々としたものでした。
【Y・Kちゃん】
いつも怖いものなさそうで 期待 道りの パフオーマンスでした。が昨日「実は ちよっと 緊張 しててん・・」可愛げが見えてかえって(?)安心しました。

【K・Rくん】
場内の空気をつかみ 人前に立つのを意気として自然な笑顔で発表できました。

他、ふだんシャイな子もマイクをギュッと握りしめ、その子らしい発表ができていたと思います。

全体的に回を重ねていくうちに清水先生の ”今後英語がいかに必要となるか、公文英語を中心にして英語力を身につけていく” ゆるぎない声のもと 子どもたち 保護者 教室側が一本にまとまりつつ 成熟した発表の場になってきているように感じました。ありがとうございました!

スタッフ H

日本人に一番合った英語学習法とは?

一言で云うなら それは・・・「素読、文法、暗唱、多読」なのです

これを公文的に使うとしたら・・・

  1. 素読
    CD、Eペンシルを真似てオーバーラッピング(一緒に文の上に乗せて云う)、シャドーイング(文を影のように追っかけて云う)の技法です。読めて声に出せない文は 聞けないのです。ちょっとの時間、5分でも10分でも音読しましょう。英語を職業としている人は殆ど最低30分は毎日、声を出して読んでいるのです。
  2. 文法
    その国に10年住んでいれば文法はいらないと云われています。しかし、日本にいて他国の言語を学ぶには英文法は必要である。
    文法を知らないで・・・・耳だけで成長した人はレベルアップは望めない。文法を学習していて・・・・はじめはうまく喋れない人もいつかグングン伸びる。
    方法としては、公文で学習したところの文法をまとめとして、部屋に眠っている参考書を通読すると良い。
  3. 暗唱
    上質の文を、ドンドン素読・暗唱してアタマの引き出しに入れる。
    この暗唱文が後々生きてくる。当教室では小6でG2修了した子全員に中1の教科書を音読、暗唱して書けるようにしています。
  4. 多読
    日本語能力が高ければ高いほど英語のレベルは高くなります。一通り英文が読めるようになったら、多くの原書を読みましょう!