目次

1.今月のことば

2.公文式ってなに〜下手に教えてもらうより〜

3.子育て回想記〜孫育て進行形〜

4.この春、英語を始めてみませんか?


今月のことば

一人にてこの日本国を維持するの気力を養ひ、もって世のために尽くさざるべからず

読み方

ひとりにてこのにほんこくをいじするのきりょくをもってやしなひ、もってよのためにつくさざるべからず

意味

自分ひとりで日本の国を背負って立つくらいの気持ちを持って、世の中のために尽くさなくてはいけません。
思い切り高い目標をもてば、少しくらい失敗したり勉強につまずいても、くじけずに進んでいけるのです。
※福沢諭吉「学問のすゝめ」より

公文式ってなに

〜下手に教えてもらうより〜

知らなかったことを初めて知る楽しみと喜び・・・公文式学習の魅力をひと言で語るなら、これに尽きるかもしれません。

公文公会長も自身の経験をもとに、下記のように述べています。
『中学になって初めて方程式を習ったら、これが面白い。XやYなどの記号を使うと、つるかめ算なんかは簡単に解けます。「こんなに面白いものを、なぜもっと早く小学校で教えてくれなかったのか」と、悔しい思いをしたものでした。』

公会長が土佐中学時代に数学を教わった大野先生。この先生は講義らしい講義をほとんどせず、基本的なことをざっと教えるだけで、あとは問題集を生徒に与えて「自分で解け」という指導方針だったそうです。
生徒はそれぞれに自分のペースで自習します。わからない箇所がある時だけ先生のところへ行って質問し、わかったら席へ戻って再び自習を始める。・・・・・・
公会長はそういう学習方法を自ら体験して「数学に限らずどんな科目でも、下手に教えてもらうより自分で学習した方が遙に面白く、身につくものだ」と確信しました。

公文式学習の魅力は、『自習で先へ進めること』『自分の学年を越えられること』の2つです。
どの生徒にも、知らなかったことを初めて知る楽しみと喜びを、一日も早く経験して欲しいものだと思います。
その経験をするには学年を越えていくことです。初めて学習する内容が自分の力で理解できない時、直ぐ反射的にわからない→→→教えてもらう・・・をしていては成長しません。

私の教室では生徒が質問に来た時、例を見てまねてやってみよう、書いてみようと伝えます、その後私のところで正しいか、間違っているか 教えます。

そしてそれが間違っている時には、かなりていねいに、教えます。

こうする事は、時間は掛かりますが、確実に、その子の力となります。。
“安易に教えない”“例からやり方を探る”これが、子どもを伸ばす道だと思って、学年以上行った子に対応しています。

教えられたことは身につきにくいのです。

子育て回想記

〜孫育て進行形〜

春です、高校入試、大学入試を突破した子、悔しくも破れた子、様々な子が教室に報告をしに来ました。

池田,追手門、茨木、関西大倉、北千里、千里、明星、箕面、早稲田摂陵(50音順)に合格した高校入試突破グループ、大阪大学、大阪教育大学、慶応大学、関西学院大学を突破した大学受験組、東京大学を口惜しくも破れあと一年頑張ると宣言した浪人生・・・・。
皆、春4月への抱負を胸にすっきりとした表情で次なるスタート地点に立った、区切りとして報告に来てくれました。

その子達の公文生活を振りかえってみるとある共通点が見えました。

  • どの子も入会が早く(少なくても小1以前)在籍期間が長い。
  • どの家庭もお父さんの応援があり、公文に対する信じ方が深い。
  • どの子も学習習慣をキッチリつけ、公文で高さ(2学年先~3学年先)を目指した。
  • どの子も読書好きに育てられ、読み聞かせ、図書館通いは月例生活リズムに入っていた。
  • どの親も子どもがスランプ時は直ぐ懇談を申込まれ、いかに乗り切るか双方で作戦を立てた。
  • お父さんの役割は 体験(博物館、科学館へいくなど)、体力係(ハイキングなど)となっていた。
  • どの家庭も望遠鏡的見方(片目は今、片目は5年先)をしていた。

こうして見ると そんな難しいことは一つもない

継続する事を根底におき、子どもの毎日を応援してきた家庭でした。

私は“我が子は 自分位にはなるだろう”とタカを括っていた第一子の子育て、親より一段上という意識が底辺に流れ始めての第二子、第三子の子育てでした。

公文式を上手に使って“18才で人生を選べる子”にしましょう。公文と縁が有ったのですから この縁を良縁にすべく日々生じる問題を一緒に解決して行きましょう。

私も公文式を上手に使って来ました。思い通りにならない子どもの悩みも沢山有りました。そんな経験もお話しします。声掛けて下さい。お待ちしています。

この春、英語を始めてみませんか?

〜当教室での英語への取り組み〜

英語は「英検、TOEFL」を順次手にする事を一つの目標にしていけば自ずと英語への道を登り詰め、英語力を手にすることは間違いないと思います。
しかし、5級から3級までは1年に1級 登って行けるが、その先は仲々です。
又、片目で英検、TOEFLを追いかけても大学入試 or 高校入試のために必要な力を育てて行く事をも忘れてはならない・・・、だとすればその2線を1線にして行く道は中学位から意識しないといけないのではないでしょうか・・・。

即ち英検は「読む、書く、聞くの力」を育てるとはいうものの、その基本はマークシートで、これに安心して例え小6で3級取っても安心出来ない、中学へ行って英語のテストなど高得点が取れるという保証は無いのです。

そこで私の教室では 3A~O教材を下記の様に学んでもらおうと考えています。

  • 3A~C:英語を読み音読する。英語の歌にも親しむ。
  • D~F:英語が読めて、音読しながら少しずつ文法を理論で無く10回音読を基本に暗唱していく。
  • G1、G2:中1レベルの英語を文法も取り入れ 英検5級取得を意識し英検問題集に着手する。
  • H1、H2:英検4級を意識の中に入れ、プリントから文法も押さえ英検4級問題集に集中する。
  • I1、I2:英検3級を意識の中に入れ上記各級と同じように学習を進める。
  • J1~K2:準2級を意識して公文の物語教材を読み進み、準2級問題集を並行して学習し、一方プリントの中の単語、熟語に着目して修得単語数を拡大する。
  • L1、L2:2級を意識し、単語、熟語を拡大していく、問題集も自学自習する。
  • M~O:準1級を意識し、単語、熟語を拡大していく、問題集も自学自習する。

又、当教室特別メニューとして、小6生,G1200以上学習修了した人は、新中1生の教科書を音読、暗唱、筆写して脇を固め、“100%基礎固め(公文出版)”の問題集を自学自習させています。その後も予習として教科書の音読、筆写、そして教科書を進めていきます。やはり中学の定期テストの点が高得点である事がその後の英語の得意・不得意に繋がるからです。

尚、中3入試までに2級、準1級を修得すると大阪府公立入試ではそれぞれ80点〜100点の点数に置き換えがされ入試対策のみに明け暮れる英語学習より高校入試後検定テスト資格が手に残るのでこの特典は使うに大いに値すると考えます。