目次
今月のことば
「いちばん大切なことはだれも教えてくれない」ということを知っておく。
いちばん大切なことは、人それぞれちがう。きみにとって何がいちばん大切なのかなんて、だれにもわからない。きみ自身で見つけるしかないんだ。
※監修 高濱正伸「ルールブック よのなか」より
公文式ってなに!
こんなところが学校とは違う
ちょうどの学習式
学年ではなく、その子の、学力に合わせた学習
- 学校では、学年に合わせ、全員が同じ教科書を一斉学習
- 公文式では、学年にとらわれず、自分の学年に合わせた学習を行います。これを「ちょうどの学習」と呼んでいます。「ちょうどの学習」によって100点が取れる状態をつくります。何はさておき、自信とやる気が肝心です。スタート時は、学年より前に遡った、復習となるケースがほとんど、休まず学習をきちんと継続していけば、学年に追いつき、さらには学年より上を学習することになります。
【私の思い】
幼児小学生の時育てておくことが大切なのは勉強することを完全習慣にしてしまう、“勉強体質”の確立です。何故勉強するのか?の疑問の前にもう勉強するのがあたり前となる体質が作られていることが大切だと私は思います。
虫歯になってから歯みがきをするより、歯みがきするのが当然となる習慣をつくつておけば虫歯も出来にくいはずです。その体質作りの出発はラクラクできることからすることです。ですから公文では入会時まずテストをして、その子にちょうどの所から学習するための出発点捜しをします。ラクなところから学習しはじめ、楽しい、ラクラクと思っているうちに習慣が育てられ、勉強体質が出来やすいからです。
カメの持続力式
「ウサギの持続力」ではなく、「カメの持続力」
- イソップ物語の「ウサギとカメ」のように、学力とは頭のよし悪しというよりは、いかに普段のトレ-ニングを継続できるかにかかつています。
- イソップ物語では、休まず歩み続けていた「カメの持続力」が、 休んでしまつた「ウ サギの瞬発力」に打ち勝ちました。学習においても、休まず継続学習をすることが、確実な学力を養います。スポーツや音楽のトレーニングでも同じです。
「継続は力なり」 はすべてに 通じることです。
【私の思い】
ウサギとカメの物語を読むたびに私は何故ウサギはカメに勝てないのかとよく思います。ウサギは友人であるカメに“勝てばそれでよし”だったが逆にカメはウサギに勝つ事より山上の旗に辿り着くことを目的としていたのだと思います。
めざす目的の違った両者の勝負は、はじめからわかっていたと思います。〇〇に追いつくことより〇〇に到達することの方がエネルギー持続に大切なことは自明の理です。18才で進路選べる日まで頑張り続けることこそが大切なのだとウサギとカメのイソップを読むたびに思う私です。
その子中心式
集団で「右へならえ」ではなく、その子が中心
- 学校では、集団で、一斉に同じ進み方をします。
- 公文式では、一人ひとりに合わせて、それぞれが異なった進み方をします。現在の学力を的確に診断することによって、学年より前に遡つての復習や学年より先の予習といった具合に、その子の学力に合わせた学習を行います。大切なのは、その子が何年生かではなく、「今の学力の状態」がどうなのかです。
【私の思い】
中高へ行って伸びるためには幼少の時代に勉強体質とよばれる力を育てておく事が大切です。よい習慣は仲々身につかず、悪い習慣はすぐつきます。
毎日公文を学習する、それは学習習慣という勉強体質を確立することになります。
ですから公文を始めた時、ラクラクの所から出発するのはその学習習慣をつけるための進度です。学校の宿題は学習習慣をつけるためにはムラがありすぎて役に立ちません。“毎日決まったことをこつこつやる”これがとても大切なのです。
夏休みも一学期と考えましょう
夏休みが1/4終わりました。規則正しい生活、維持していますか?
夏は・・・以下のような配分が理想だと言われています。
- 勉強三昧 20日間
- 勉強+遊び 10日間
- 遊びざんまい 10日間
中間チェックしてみましょう!
- 学校の宿題終了しましたか?
- この際朝型にしませんか、朝の20分学習は 夜の2時間学習に匹敵します。
- 起きる時間や食事の時間などは固定されていますか?
- 今年の夏は何か一つ学校の宿題以外に“これをやりきった”という学習をするのも2学期以降の自信となりますよ!(下の表を参考にして下さい)
御父兄からの情報
- 算数・・・文章題の問題集(超薄い物)1冊を5周させる予定です(小4~小6)
- 社会・・・都道府県と県庁所在地を覚えさせています(小2)
- 国語・・・読書を冊数を決めたり、合計頁数を決めて読ませています(幼児~)
- 理科・・・教科書の音読2学期分(小5~)
何をやればいいの?という方は以下を参考にしてください。
算数 |
|
|
国語 |
|
|
社会 |
|
|
理科 |
|
|
その他 |
|
|
ちょっと紹介~小5、小6の会~
今月は首都圏の中学入試に出た課題に挑戦しました。
ーーー「十代の生き方 君はどう思うか」ーーー
私は十代を生きる上で、人としてその基本を高めることが大切だと思う。
私が考える基本とは、まず生活習慣を整え健康を保つ事だ。よく、「勉強しないとロクな大人になれないよ。」と言う言葉を耳にする。
確かによく勉強して、知識を得ることは将来の役に立つ。けれども受験に合格する為に徹夜で勉強して、受験当日に体調不良になっては、本来の力を発揮できなくなり、意味がない。従って自分の時間の使い方や、生活のあり方を考える必要があると思う。
つぎに人に対する礼儀も大切だ。日頃の挨拶はもちろん、周囲の人に対する思いやりや、相手の立場に立って考えを巡らせる事で、互いに信頼出来る人が増えていき、それは自分のためにもなる。そして当たり前のように、日々の生活を支えてくれる家族や周りの人に感謝することにもなる。
こうした日常生活の一つ、一つの積み重ねが自分の将来に深く影響を与えると思う。
だから私は毎日同じ様な日々でも、大切にしていきたい。
それが私の考える十代の生き方である。小6生 T.A
私はこのテーマをきっかけに十代の生き方について考えました。
今まで私は「現在」というキーワードを軽視していました。「将来」こんな風になりたいとか、「過去にタイムスリップしてみたい」と考え 現在のことについてあまり考えていませんでした。でも、よく考えてみると、現在は過去と未来につながっています。過去が土台となっての現在があります。大人の人たちが「もっと子供のころ勉強したらよかった」と言っています。それは過去が現在につながっている証拠です。そんな時、私はこの十代とは何のためにあるかと考え、私の未来は、自分でひらかなければならないんだなあ~と思うようになりました。自立するための職業を見つけるには、勉強をしなければなりません。過去、現在、未来はつながっていると同じく、勉強、仕事もつながっています。
つまり、私は未来を充実させるためには、現在を充実させてこそ大切であることに気づきました。私は自分の十代の生き方についてもう一度、見つめ直そうと思いました。
小6生 Y.K