目次
今月のことば
子は親の背中を見て育つ法則
言葉で語る 背中で語る
子供は言葉よりも 親の背中を しっかり観ている
創始者の言葉
ちょうどの教材
意欲をもって取り組めるように一人ひとりに「ちょうど」」の学習をさせてあげたい。そのために年齢・学年という枠を取り払ってしまえば、そこにいるのは精一杯伸びようとして成長する子どもたち一人ひとりです。
子どもたちの、その時点のちょうどに対応できる教材を公文式は用意しています。子どもたちはその教材を個人別に自習していきます。また、問題配列はスモールステップで、いきなり飛躍した内容にならないようにしてあります。もちろん、指導者は新しい内容に入る箇所や、説明が必要な個所はていねいに教えます。教材そのものにも適切な例題や解説、ヒントなどを配置してありますので、子どもたちが教わる時間は非常に短いというのが実態です。
子どもたちは、自分の目と頭と手を使って、問題を解き進んでいく中で、「読み・書き・「計算」の知的技術を身につけ、身につけたことを土台としながら、さらに次の学習内容を自分の力で学んでいきます。
KUMONは究極の習熟別学習
小・中・高校において、習熟別にクラスやグループ分けをする場合があります。進学した高校によって教科書が違います。これらは、生徒さん個々の習熟度に応じて学びやすいように考えられたシステムですが、KUMONはもっと進化した習熟別学習で、子どもたちの「できる!」を増やしています。○年生だからこれを学ぼう!という概念がありません。課題のあるところから積み重ねて学年を越えていく。わずかな予習でなく、3学年4学年先のことを学ぶ生徒さんも珍しくはありません。
公文の最大の価値は、究極の習熟別学習であることです。ですからご家庭におきましても、兄弟や同学年の子たちと比べるのではなく、「以前できなかったことができるようになった」部分をたくさん褒めてほしいと思います。
そんなにイヤなら辞めちゃいなさい!
第21回 英語暗唱大会が開催されました!
7月12日(土)に、英語の暗唱大会が開催されました。当日は総勢39名の参加があり、それぞれにみんな精一杯の暗唱をしてくれました。
司会進行を担当してくれた、フロリダ大学文学部日本語学科professorの京本春奈先生の興味深いお話もあり、大変実りのある暗唱大会になりました。
参加してくれた人やその保護者の方からの感想をいただきましたので、その中のほんの一部ですがご紹介させていただきます。
公文式エレガント小野原教室のみなさんへ
英語暗唱大会、おつかれさまでした!司会進行を務めました、京本春奈です。みなさんの暗唱、本当にすばらしかったです!最後まで大きな声で上手にスラスラと言えた人も、途中でちょっと思い出すのに時間がかかった人も、みんな勇気を出して暗唱大会に申し込んで、当日までお家で一生懸命練習をして、当日会場に来て、みんなの前に立ったというだけで花丸です!!ドキドキする自分の気持ちに負けずに発表できたみなさん、本当によくがんばりました!(*^_^*)
暗唱大会の時にもお話ししましたが、英語(や、どんな言語でも!)が上手になるために大切なのは、1何回も練習して型を身体と頭に叩き込むことと、2しっかりとした国語力をまず身につけること、この2つだと思います。例えば、スポーツが上手になりたい時も、基本的なこと(素振りやドリブルなど、、?)を何度も何度も繰り返して体に覚えさせてから試合に出ますよね。それから、毎日しっかり寝て食べて、体力作りもしますよね。言語もこれと同じだと思います。
言語の型を身体と頭に叩き込むためには、たくさん単語と文法を覚えるのはもちろんですが、短い文章をたくさん声に出して練習して暗唱することもとても大切です。(今回、みなさんが暗唱大会に向けてたくさん練習したことですね!)毎日何度もEペンシルや音声教材を聞いて音読して、たくさん文章を覚えてください!朝起きて学校の準備をして、お家を出るまでの5分間や、帰ってきておやつを食べる前、夜ベッドに入ってから電気を消すまでなど、ちょっとした時間を見つけて、英文をぶつぶつ呟くだけでも効果があります。(私は、歩きながらやお風呂の中などでやっていました。)
覚えた文章は、ぜひ清水先生や英語席の先生にチェックしてもらってください!清水先生と「いつまでにどれだけの英文を覚えてくる」かを約束して練習すると、「先生に約束したから、やらな!」という気持ちになって、がんばれると思います。私も高校生の時は、教科書のモデル会話や英語の構文を覚えるのにハマっていて、毎日音読して清水先生にチェックしてもらっていました。あの時に頭に入れた構文が、今の自分の大きな土台になっていると感じています。
そして、しっかりした国語力を身に付けるためには、たくさん本を読んだり、毎日公文のプリントをしたりすることが大切です。公文のプリントは、長い文章をしっかり理解する力とまとめる力を育ててくれる、とてもいい教材だと思います。自分の第一言語(日本語)で理解したり、まとめたりできないことを、第二言語(英語など)で説明できる、、、わけがないですよね。だから、国語は全ての基本だということを忘れずに、最終教材やトロフィーを目指してこれからも毎日がんばってください!
言語に限らず、何でも上手になるためには、大変なことがあってもすぐに諦めず、投げ出さずにコツコツ努力を続けることが一番大切です。「公文大変だからやめたい、、、(涙)」「毎日プリントばっかりしんどい、、、(泣)」という気持ち、ほんとによく分かります。。。私も小さい頃からず~っと公文をやらされて、ほんとに毎日やめたかったです。(涙)(祖母、もとい某S先生が怖くてやめられませんでしたが。。笑)でも、今振り返ってみると、公文をやって(やらされて、、?)いたことが、今の自分を作ってくれたと思います。みなさんの人生の中で公文をする時間は長くても18年、そして公文が終ってからの時間は60年以上です。その60年間を楽しく生きるために、今挫けずにがんばってください!応援しています。