目次

1.今月のことば

2.公文式ってなに 〜公文の教室は本物の学習習慣をつけるところ〜

3.子育て回想記〜待つ心!我慢!こんなお手紙を頂きました〜

4.暗唱発表会ありがとうございました


今月のことば

いつでも「ありがとう」

うれしいときはもちろん、つらいときにも「ありがとう」って思うことが大切なんだよ。

雨で遠足が中止に・・・がっかり・・・
でも・・・きっと神様が「今日はよくないよ」って教えるために雨を降らせてくれたんだ!

宿題いっぱい・・・やだな・・・
でも・・・先生は、わたしが賢くなれるようにって、ちゃんと考えてくれているんだ!

ともだちとけんか・・・どうしよう・・・
でも・・・きっと、わたしとちゃんと分かり合いたくて、本気でぶつかってくれたんだ!

お母さんにしかられて・・・しょんぼり・・・
でも・・・お母さんは。私が同じ失敗を繰り返さないように心配してくれたんだ!

イヤな言葉はなるべく言わない!
大変そうなことがあると、つい「イヤだな・・・」って言っちゃうよね。でも、イヤな言葉は口にすると。イヤな気持ちが大きくなるよ。ぎゃくに、つらくても前向きな言葉を言っていると、気持ちも明るくなってくるんだ。

※稲盛和夫監修「子どもの心の育て方」より

 

公文式ってなに

公文の教室は本物の学習習慣をつけるところ

子ども達は、小学校から高校、大学までの長期間にわたり、「勉強」に多大な時間と
労力をつぎ込みます。できることなら、どの子にもつぎ込む時間と労力の分だけ、確実に学力を身につけてもらいたいものです。

つぎ込む時間と労力が最も有効に使われるために、子ども達に最も必要なものは何か
それは間違いなく、「学習習慣」です。学習習慣を定義するなら、次の3つが求められます。

  1. 毎日必ず勉強すること。
  2. ていねいに読むこと。ていねいに書くこと。
  3. その日学習するものは集中して一気に片付けること。

公文式教室の入会初期における最大の目標は、まさにこの「学習習慣をつけること」です。それも、歯みがきレベルのものです。そして上の3つを満たす本物の学習習慣さえ身につけば、必ず学力は上昇していくはずです。

ちなみに高校、大学入試で最も子どもが悔いることの一つに、もっとしっかり学習習慣をつけておけばよかった。ということだと言われています。それもそのはず、大学入試では、一日10時間以上の学習が要求されるのです。

公文式が、ラクラク100点が取れるところ、短時間で一気に片付けられるところから学習を開始するのは、早く学習習慣をつけるためです。ご家庭にはこの主旨をしっかりと理解していただき、たとえ100点が取れて当たり前のプリントでも、学習する子どもたちを心から応援していただきますよう、お願いいたします。

低いところから始めても、半年から1年後には学年相当に追いつきます。子どもをグンと伸ばすためには、遠回りのようでも、これが一番の近道なのです。
しかし、それを何年も継続していくと、必ず疲れてくる日が出てきます。そんな時は
直ぐに御相談下さい。折角始めた公文ですから 御一緒に乗り越えましょう。

 

子育て回想記

待つ心!我慢!こんなお手紙を頂きました

いつもお世話になっております。

先日、日商簿記検定3級を受験してきました。
昨年、先生のご提案で子どもの受験の時、「親の方も 何か習得したら?」とのアドバイスを頂き、その締めくくりとして、検定を受けました。今は少しほっとしています。検定が終わった時の疲労感や安心感を体験し、高校入試に挑む我が子は偉いなーと思いました。私のように1教科でも大変なのに入試の時は5教科だなんて・・・。

この1年間、息子と一緒に彼は高校入試、私は検定テストをめざしました。私は家事と仕事の合間の勉強で時間も思うように取れず 子供達にもいつも「隙間時間を大切にしなさい」「優先順位を大切に考えて行動しなさい」と言ってるものの、自身は中々実行することは大変でした。子ども達の気持ちがよくわかりました。

人生 いつまでも勉強ですね。これからも前向きに子ども達と一緒に勉強していきます、今後ともご指導宜しくお願いします。

このお手紙を頂いた時、胸がジーンとしました。
私も我が子が入試の年になった時、ふと「干渉し介入し、こごとばかり言って、日々過ごす自分になりそうな危機」を感じました。

そこで、この我子の1年を私も何かに向かって修業しようと思いました。そして始めたのがスイミング。私は平泳ぎは出来ましたが、クロールが出来ませんでした。あの頭から すーと落ちてくる水の為に息が出来ないままの・・・そんなクロール苦手のままの大人になっていました。

“よし、クロールをマスターしよう”そう思って1年頑張りました。
中々上達しない泳ぎは息子の成績と似ていました。頑張ろうと思っているのに上手くいかない自分を感じました。そんな日々の中で、私は次第に口うるささから一歩ずつ遠のいている自分を感じました。“クロールが上手に!”というより息子に文句を言わない自分作りの為に始めた事なのだと、プールに通う内に私の心に根付いたのです。そして、1年が過ぎました。

“息子の到達点と私の到達点”・・・その泳ぎは決して早くは無いが、コーチから形はとても良い”と言われた私のクロール、今でもその喜びは息子の受験と共に思い出す、懐かしい一コマです。

“言うは易く、行うは難し”この言葉の重さは今でも心に残っています。

 

暗唱発表会ありがとうございました

参加した子たちの身体に、どんな素敵な宝の種がまかれた事でしょう。「チャレンジしてみる、これが子ども時代の一番大切なこと」です。そしてそこから学ぶこと、ここに成長がある「去年より今年、また来年、成長して行く子どもを見る幸せな一時」でした。

こんな感想を頂きました。

暗唱大会有難うございました。しっかり、「自己紹介と発表ができて自慢気」でいました。親バカかもしれませんが舞台の上できちんと礼をし、「堂々と大きな声で発表できた姿に成長を感じています。最近では自主性も伸びてきており、暗唱の練習、公文のプリントも自らするようになってきています。」
「幼稚園でも積極的に人前で発表しています。これも公文、暗唱大会のおかげ」だと思っています。本当にいつも有難うございます。

日曜日の発表会では大変貴重な体験をさせて頂き本当に有難うございました。「達成感を味わっていて、帰ってからもたくさん発表会の話をしてくれました」。