目次

1.今月のことば

2.公文式ってなに

3.孫育て進行形 〜立てました! 孫たちと一緒に 今年の10か条を!〜

4.『I(愛)の会』レポート


今月のことば

志つよく引立てはげむべし石に立つ矢のためし聞くにも。

読み方

こころざしつよくひきたてはげむべしいしにたつやのためしきくにも。

意味

志を強く持って真剣に努力すれば、不可能も可能になる。

出典

何よりも志を立てることが、人生を有意義あらしめるみなもとと言える。大洲出身の大野了佐は、人よりは数段劣る能力であったが、藤樹のもとで涙ぐましい努力をつんで、医学をおさめた。その甲斐あって、のちに伊予の宇和島で開業し名医とたたえられた。「石に立つ矢」は、中国の有名な故事。真剣になれば、不可能も可能になるということ。

公文式ってなに

「やる気の土台」をつくりましょう!
“まだ 誰も知らない 未来の種を 育てたい”


公文式算数のいいところ
計算がスラスラできる子は「算数が好き」になります。学年が上がるにつれて「好き」という子が減って来るのは計算がスラスラできなくなるからです。
公文式は自分に必要な分だけ何度も練習できるので、どんなに難しくなっても「計算がスラスラ」できるのです。それが「算数大好き」「得意」につながります。
公文で中学や高校の数学を小学生が学習していることも多く、大きな自信につながっています。
計算は世界共通の言葉です。外国の教科書をみても計算だけはよくわかるのが楽しいですね。


公文式英語のいいところ
聞き取れない言葉は言えません。読めない言葉は書けません。一方、聞き取れる言葉は真似して言うことができ、読めた言葉は書くことができます。
そして「聞く」と「言う」だけでなく、「読む」「書く」ができると、さらに英語が使えるようになります。

小学3年生から学校で英語を学ぶ時代になります。日本人が普通に英語を使う時代はすぐそこまで来ています。
『聞く』『言う』『読む』『書く』をバランスよく学べるのが公文の英語です。多くの英文の原書に触れられるのも嬉しいですね。


公文式国語のいいところ
話を聞いたり、自分の気持ちを伝えることができるのは、国語の力です。たくさんの言葉を知っていれば、たくさんのことが伝えられます。
文章を書いたり、話を聞いたり、本を読んだりすると、言葉の量が増えていきます。
相手の気持ちをわかるのも言葉があるからです。ものを考える基になるのも国語の力です。

教材の中にはいろいろな本が題材として入っています。物知りになる本・感動のお話・驚きのテーマ。
一枚一枚のプリントが読解力を付けると共に、皆さんをワクワクさせ、物知り博士にしてくれますよ。

 

孫育て進行形 〜立てました! 孫たちと一緒に 今年の10か条を!〜

2016年の目標

我が子を育てる際、自分の中にきちんとした子育て軸が無かったことに気づいたのは長男が思春期に入った中1の夏でした。

何が子育てに大切で、何がどうでもいいことなのか、いつも迷いながらの子育てに、「そうか軸が無かった」と気づいた時は 既に遅し、・・・
その軸を一本入れ、我が子の中に筋を通すのに5年かかりました。その後 我が子 それぞれが家庭を持ち子どもが出来た時、思い出しました。そうだ、彼らの子ども達(私からは孫)に子育ての軸を作ろうと・・・。それを具現化したものが上記に貼付けの ”我が家の10ケ条“です。

子どもが年少~小2くらいまでは練習期間。だから両親が骨子を作り、それについて本人と話し合い、守れるかどうかで内容吟味します。字が書けない子には親が書き、書ける子は本人が書いていますが、殆ど軸の内容は親の意のままです。

上記の左端は長男の第2子、2才の子の今年の目標です。面白い事に出かける時、⑦の「我がまま云わない すぐに泣かない」と確認して出かけると不思議と道中 我がままを云わないのです。こんな小さい子でもわかるのです。
中央は年中の子の目標です。長男が言うには①~③は心 ④~⑥は技 ⑦~⑨は体(心、技、体) そして ⑩はまとめとのことです。
又、右端の小5の子の10ケ条は長女の子で 昨年の分を反省し 出来たものにシールを貼り 今年は上手くいかなかった所を修正し作りました。

こうして 孫達全員(2才~高2)が10ケ条を作成しました。今迄 毎年P、D、C、A(計画、実行、評価、改善)を繰り返してきました。100%守れた年なんてありません。しかし、何も無いより有った方が意識するし、1年を歩んで行く指針にもなります。

御家庭の中でこんな10ケ条を作るのは時間的にも中々大変です。
そこで当教室行事として1月14日(木)に10ケ条作りの会をします。是非参加下さい。

 

【先輩インタビュー】『I(愛)の会』3学年先をクリアーする会

Iの会(小学生のうちにI教材を達成しようという主旨の会)を開催しました。
今回は現在高校2年生のT君に、公文学習の先輩としてこれまでの公文学習を振り返ってもらいました。

T君の将来の夢は?
  • 今、高校2年生です。将来は外交官になりたいと思っています。
  • その為には東大文1へ進むことが近道と知り、今そこへ進学する為の準備をしています。
T君の公文歴を紹介します。
  • 年中、算数入会、小5でI(中学課程テスト合格)、中3でN学習。
  • 小2、国語入会、小6の12月まで、I学習。
  • 小3、英語入会、中3でLまで学習。
私立中希望でしたが、小6の12月まで公文をしていたとは驚きですが・・・?
中学受験は大手の塾に行かず、中堅の塾へ小5から行きましたが、それも春期、夏期、冬期講習のみ。通常は土曜日はテストを受けるだけ、平日はそのテストのためのテキストを実費で購入、テスト範囲を学習する毎日でヒマでした!
振り返って公文生活はどんな日々でしたか?
算数についていえばC教材までは機械的な練習、Dからいよいよ考える算数に入り、中々答えが出ず、そんな解けない自分が情けなく何度も涙しました。
つらかった教材は何ですか?
国語、英語はそんなにつらく有りませんでした。数学はD、F、Hの途中式のつらさが有ります。
しかし、そのつらさは忍耐力を育てるのに大きな役割を果たしたと思います。ある程度の暗算力は要りますがやはり途中式を書くことで忍耐力が育ちますし、中学に入学後、先生は「途中式は数学の小論文と考えなさい」と言われていました。
公文をやめたいと思ったことはありませんでしたか?
母が公文の経験者でしたから枚数の出来ない時も大らかに見てくれていたのでやめたいとは思いませんでした。
(注)お母さんは数学を小5から始め(E教材)高2で最終教材までされました(当時は公文は数学しかありませんでした)。
中学ではクラブ活動を2つもされていましたが公文の進みはどうでしたか ?
公文へは月2回位しか行かれず、行った時は間違い直しと、宿題提出だけでした。
ですから月30~40枚ペースの日々でした。
中学での生活で後輩に一言お願いします。
数学の出来ない人がトップに居ることはありません。トップ層は皆、数学の出来る人です。
又、得意科目を持つことです。英語は当時の公文のEマスターを沢山聞き、復唱しました。これが中学へ行って暗唱大会で3位となり、それがきっかけで英語が好きになり文系への道に繋がりました。
お母さんから一言お願いします。
私も公文をしてきたので、様々な日があることは知っています。中々進度の上がらない月、枚数の出来ない月・・・

それでも、続けていけば必ず力と成ります。継続して数学なら先ずはI教材まで、そして高校教材に入ったら、文系ならばM、理系ならば最終まですると点数として出てきます。また、中1の一学期の中間テストはとても大切です。息子は幸いそこで上位を取ることができたため、その後そこから落とせないという良い意味でのプレッシャーがあり、現在に至っているようです。

兎に角、自分で85点は取れるまで勉強法に工夫をしていく事です。それが出来て初めての塾だと思います。基礎の大切さを重要視してよかったと、今シミジミと思います。