目次

1.今月のことば

2.公文式ってなに 〜社会で役立つ力がつく〜

3.孫育て進行形 〜さあ、夏休み本番です〜

4.公文と私


今月のことば

勝ちを見ること衆人の知るところに過ぎざるは、善の善なる者に非ざるなり。

本当にすごいのは、「目立ちたい!」「ほめられたい!」という気持ちをおさえて、だれにも気づかれずに、目立たずに、結果を出すこと。

※監修 斎藤孝「こども孫子の兵法」より

 

公文式ってなに

公文式で身に付く力〜社会で役立つ力がつく〜

孫育て進行形

さあ、夏休み本番です

夏休みに入ると、どこへ行こうかというのが家族の話題の中心となるのではないでしょうか。実家?それとも本格的な旅行?

話は変わりますが、中学生になっての中間、期末テストに付き合うと、社会、理科の点のさえない子どもが何人かいます。その子たちに聞くと共通しているのが”社会嫌い、理科嫌い”です。

また、逆にそんなに勉強している風に見えないのに、高得点の子どももいます。やはり共通しているのが”社会好き、理科好き”です。

ウーン、考えました。そして思いました。”好き、嫌い”で同じ授業、参考書を読んでいても吸収率が違うのだと!そこで、まず、旅行をきっかけに行く先をきちんと調べて、その地の特徴を頭にいれたらどんなに吸収よく、楽しくなるに違いないと。

我が子で気づかなかったことを、我が孫で実践してみました。
千葉県に行こう、千葉ってどこにあるの?特産物は?昔の様子は?などなどスケッチブックにまとめて出かける。帰宅した後、スマホに入った写真を何枚か現像して貼っていくと、後で振り返ってもとても楽しい。

そういえば、ハーバード大学に入れたあるお母さんの記録ですが、我が子には国際的な視野で仕事をしてほしい。それには”日本をしっかり知っていくことが大切”と思って、小さい時から必ず出かける先を変えてきた。そして、18歳で飛び立つまで42県を調べて旅行したが、あと4〜5県残ったのが心残りだと。

やはり、目の付け所が違いますね。

そこで、私の子育て時代には思いもつかなかったことを今、孫にしています。あなたのお子様は父、母の故郷についていろいろ知っていますか?ぜひ調べてからお出かけください。
それが地理好き、歴史好きの力となり、中高で悩む科目にならないことにつながると思います。

もし行き先が決まったら、教室に県別の資料があります。となりのコンビニでコピーして子どもにまとめさせてお出かけすることをおすすめします。お貸ししますので一声かけてください。

 

公文と私

私が公文を始めたのは年長の終わり頃でした。それから12年が経ちました。なんとか数学の最終教材認定テストに合格し、英語は今、O教材に取り組んでいます。

算数と国語は公文を始めた当初から学習していましたが、英語は少し遅れてから始めました。
算数と国語に比べ英語にはあまり身が入らず小学校の頃は三学年先まで進んだことがありませんでした。しかし中学生になってから母の影響もあり洋楽を聴き始め、歌詞を理解できるようになりたいという思いが強くなり、真面目に取り組むようになりました。

公文式の教材の良い所は段階を踏んで徐々に学習内容が変わっていき、英語では最初は単語+短い文章から始まり次第に長文になって行くところだと思います。高校生になると長文読解問題を解くことが多くなり、それが苦手だとどうしても苦労しますが、公文式の教材では様々な種類の長文を読んでいくことで自然と長文読解の力がつき、英文を読むのが苦でなくなってきます。
英単語を単語帳だけで覚えるだけよりも文章の中でその内容と関連させることで覚えやすくなります。

私が一番言いたいのは、今あまり教材が進んでいなくてもあせり過ぎたりあきらめたりする必要はないのではないかということです。
勿論、地道にコツコツと続ける事は公文での学習には必要ですがどうしてもその教材に対して興味がないとなかなかやる気が湧かないこともあると思います。しかし、人の興味は何かのきっかけで急に変わったりします。英語の場合だと洋楽や洋画などの身近なものがきっかけになるかもしれません。だから苦手だからといって直ぐにあきらめるのではなくもう少し頑張って下さい。

最後に様々なアドバイスをくださり学習を支えて下さっている清水先生、並びに普段からお世話になっている先生方には大変感謝しています。これからも宜しくお願い致します。

この生徒さんは中学入試で2年間教室を休んだものの、入学後は数英とも、常に学校より先を意識して学習してきました。特に英語は公文のプリント以外に基礎をしっかり作るため文法書に出てくる英文を全て覚えたり部厚い文法書を何回も読み通したりしました。

高1で数英の最終教材全て終了し、18才で人生を選択する位置に立つことはひたすら努力してきたものにのみ与えられる力であり、その継続する力に敬服します。
素晴らしいです。